秘書検定はビジネスマナーを習得する試験

秘書検定2級、秘書検定準1級

秘書検定2級は私が社会人になってはじめて取得した資格。
試験は簡単ですが、仕事や日常生活で大変役立ちます。

特に、敬語、謙譲語、丁寧語、その他ビジネスマナーなどは、社内・社外ともに使いますので、知っているだけでも大変助かります。 (電話対応など)

また、この資格は、職業を問わず役立ちますので、取っておいて損はないでしょう。
特にこれから就職しようという学生さんや就職したばかりの人に便利です。

さらに、就職面接になると、秘書検定準1級以上を習得しておくと、大きな力になります。
秘書検定準1級以上は2次に面接があり、お辞儀の仕方や言葉遣い、感じのよい話し方、立ち居振る舞いまで習得できます。

もちろん、面接だけでなく、社会人生活をおくるのにとても役立ちます。人付き合いが不得意な人、人間関係を円滑にしたい人などにも適しています。


秘書検定2級、準1級の概要

秘書検定の難易度:
2級の合格率は50~60%くらい。受けた感じ、易しいです。 
準1級の最終合格率は25~33%くらいと一見普通ですが、筆記、面接ともに合格率50%~58%くらいなので、難しい資格とは言えません。気軽にチャレンジできるレベルです。
偏差値に換算すると:50付近 2級は45付近 準1級は50付近 1級は53付近
(資格偏差値についてはこちら

役に立つ度:
2級は★★★★ 準1級は★★★★★(最高)

知名度:★★★★

種類:公的資格 主催者:実務技能検定協会 
→この資格に関するページはこちら

学習時間の目安:1日30分~1時間くらい。
個人差はあると思いますが、2級は1~2ヶ月、準1級は3~4ヶ月くらいが目安です。
ちなみに私は面接が不得意ということで秘書検定準1級を6ヶ月勉強しました。

※秘書検定は役立つ上に勉強しやすいので、資格の基本的な勉強法の習得や初めての資格に最適です。準1級まで取ると就職でも高評価、実務でも役立ち、仕事だけでなく実生活に使えます。まさに1粒で3度美味しい筆者イチオシの資格です。

秘書検定の受験料:2級 3,800円   準1級 4,900円
2級と準1級セットの受験も可能です。

試験の時期:2月、6月、11月(2月は2級と3級しか受験できません。)

※お近くの書店、もしくはインターネットからの申込みも可能です。



秘書検定2級はテキスト問題集をくり返し解いておけばOK

私が秘書検定2級を受けたときは、テキストと一緒になった問題集をくり返し解いて合格しました。

なんせ、この試験、正答率60%で受かります。
2級はテキスト問題集だけでかる~く勉強しただけです。

試験時間は2時間くらい。マークシートと記述が少しありますが、時間はかな~り余るでしょう。

択一式問題は、正解だけでなく間違っている選択肢もなぜその選択肢が違うか理解しておきましょう。記述式問題は、読んだだけで流さず、きちんと紙に書いて覚えることで記憶が定着します。記述式問題は大きな得点源となりますので、バッチリ勉強しておいて損はないでしょう。

なお、秘書検定準1級も筆記試験は2級と難易度がそれほど変わりません。
記述が増えたからと言って慌てる必要もなく、2ヶ月くらい前から取りかかれば合格可能です。


秘書検定準1級になかなか手がでない人に

秘書検定準1級の場合は、面接もありますので、テキスト問題集だけでなく、面接の練習をする必要があります。

しかし秘書検定の面接はパターンになっていますので恐れることはありません。定型を覚えて練習すればOK。

なお、右の秘書検定準1級のテキスト・問題集は、秘書検定準1級の初めての書籍や面接に自信がない人におススメです。

面接に自信がないと言ってあきらめる前に、上記の本の面接のパートを立ち読みでもしてみてください。秘書検定準1級の面接の問題と受け答えがパターンになっていて、難しいものではないことがお分かり頂けると思います。

私も実際、この本に背中を押してもらいました。
そしてこの本を中心に学習し、秘書検定準1級に合格することができました。

なお、メインの筆記試験対策の方ですが、出題率の高い問題から掲載されています。他の問題にも応用できるので、まずは合格点に達したいという時、基礎づくりに便利です。

実際の筆記試験では、このテキスト問題集及び次項の過去問に似た問題がゴロゴロ出てきました。秘書検定準1級は試験時間は1時間20分くらいですが、大分時間が余り、退出できる時間が来ると即退室しました。


余裕があれば過去問も解いておこう

秘書検定は上記のテキスト問題集だけでも合格可能ですが、時間が余ったら過去問集も解いておくとよいでしょう。

というのも過去問は、繰り返し出題されるから。

同じ問題が出題されたり、類似問題、問題の言い回しが違うだけの問題がよく出題されるからです。この傾向は他の試験でも見られます。

私も学習時、過去問を解きましたが、ズバリ似たような問題が出てきました。
テキスト問題集だけでも合格可能ですが、安心のためにやっておくのもよいでしょう。



秘書検定準1級面接、DVDを見ておこう

秘書検定準1級の面接は、私のように独学でしか練習できない環境の人もおられると思います。

もしくは練習できる環境でも家族に聞かれるのが恥ずかしいなどという境遇もあるかもしれません。

しかし、DVDをくり返し見て意識的に姿勢やおじぎの仕方、話し方を覚えて、それを面接の場で演じれば高確率で受かります。

さらにこのDVDを見て、一人でもいいので実際に面接の練習をするとお辞儀の仕方や前傾姿勢に慣れ、より合格に近づきます。
声に出す練習が恥ずかしいなら小声でもいいのですが、時には1人の時など普通に声に出して練習した方が自信がつきます。
また、おじぎの練習ひとつでもちがってきますので。やっぱり体で覚えた方が確実です。

ちなみに筆者、スーツとハイヒールが苦手な上、面接に自信がないので秘書検定準1級になかなか手をつけられずにいました(T_T)でも冒頭の秘書検定準1級のテキスト問題集を読んで、「これならできそう」と思い、とりかかり、合格した次第です。

筆者も恥ずかしがりなので、声に出して練習するときは1人の時やお風呂に入っているときなどに行いました。鏡があるところは自分で確認できて便利です。
このように、講習や高い通信教育など受けなくてもDVDで十分合格できます。

なお、秘書検定準1級の面接のコツについてはこちらのページに詳しく書いております。
ご参照下さい。


秘書検定準1級:さらに時間が余ったら集中講座

秘書検定準1級の勉強を始めて、テキスト問題集も過去問集も3周以上してしまいました。余裕がありすぎました。

そんな時には、集中講座または新クリアテストをやってみるのもよいかと思います。

集中講座は秘書検定準1級の範囲を網羅していますので、確実に受かりたい、確実に秘書としての技能を身につけたいときに重宝します。ページ数は多いのですが、参考書なので、問題を解く景気がないときでも、寝転んで読むといったことができます。

上記のテキスト問題集にかかる前にするのが王道ですが、問題を解いた後に読み込むという順番だと、さらに知識と理解度が定着します。(初めて読むよりよく理解できます)


秘書検定準1級:コマ切れ時間に解ける

新クリアテストは、問題数が多く、一問一答形式なのでコマ切れ時間に解くと便利。ちょっとした通勤時間や通学時間にも重宝します。

左右見開きページになっていて、左のページが問題、右のページが回答と解説になっています。すぐそこに解説があるので正答した問題も解説を読むのが面倒くさくありません。

また、面接試験の問題も載っていて、この問題も左右見開き形式。
面接対策もしやすく、入りやすいのが特徴です。
新クリアテストは面接問題も豊富なので、面接対策にも便利。
面接の良問が目白押しです。

ただ、面接の実際の映像はないので、秘書検定準1級面接合格マニュアルのDVDはいちど見ておいたほうがよいでしょう。

なお、ここから下にあった合格証は、秘書検定準1級のアドバイスシートと合格の項に移動しました。(秘書検定準1級の合格通知と合格証を載せています)



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