※転職面接・再就職面接の内容です。
自分の仕事に関連した資格が3~5個程度あれば、資格武装としてはもう十分です。
後は、実務経験を積むだけです。
仕事の中で資格取得で学んだことを活かして、よりスキルアップしていきましょう。
実務経験が5年以上の場合や、自分でこの仕事はマスターした!と思えたとき、面接の対策をしてみるのもよいでしょう。自身のキャリアの棚卸にもなります。
また、自分なりの回答をつくって、実際に何度も声に出してみることで、確信が高まり、自己肯定感を高め、自信をつけることができます。
今現在転職の予定がなくても、将来、いざとなれば面接で慌てることがありません。
実務経験と資格も大事ですが、実績と将来働く会社で今まで何をしてきたか、どのように貢献できるか伝える技術も必要なのです。
まず、面接対策本を入手しましょう。
質問とそれに対する回答例、回答のポイントが載っている対策本がオススメです。
私は、「転職&再就職者のための100問100答 面接トーク!」を使用しました。
回答をつくるのに便利な例文と、ポイントが載っているので、自分なりの回答をつくることができました。
その中で発見できたことは、20年にわたる豊富な経理経験が私の強みだということ、経理業務の全般を行えるということ、人当たりがよくみんなが仕事しやすいように環境を整えてきたこと、これからやりたいことなどたくさんありました。
そして、これを実際に声に出してみることで、より私はそうだ!という確信が高まります。
本番をイメージして行えば、面接の練習にもなります。
志望動機や応募企業に対するイメージに関しては、入りたい企業の特徴を交えて答えましょう。
現段階で転職を考えておらず、単に面接の練習の場合は、求人広告に載っている企業の情報を調べて回答するのもよいでしょう。
一通り、この対策本をマスターしたところで、ネット上にある面接質問集(リクナビやマイナビ等)にも回答できるようになりました。
上記の「100問100答 面接トーク!」では、転職面接での言い回しや基本的な枠組みをつくることができました。
面接で最も重視されているのが「志望動機」「実績・職務内容」「自己PR(もしくは自己紹介)」です。
これでは弱いな、もっと掘り下げたい!と思う時に重宝したのが「受かる人はここが違う!転職面接 採用を勝ち取る技術」です。
読み進めて行くうちに100問100答だけでは気づかなかった自分の強みや実績を発見していくことができました。
なるほど!こういうことも実績の1つに入るのかと新たな発見ができ、より自信をつけることができました。
資格や実績・実力がいくらあっても、それを伝えることができなければ再就職は難しい。
でもそれを効果的に伝えることができれば、実績のない口だけの人よりもうんと合格する確率が上がります。
ぶっちゃけ、資格や実績は履歴書・職務経歴書にすでに書いてあります。
それをどのような態度でどのように伝えるのか面接官は見ています。
自信がなさそうな態度ではないか(本当にできるのか?)、話している内容と書類に矛盾はないか、この組織でうまくやっていける人物か、面接を通じて確認するのです。
暗記したものを棒読みするのでは、気持ちが伝わりません。
自分のウリが何なのか、長所・短所は何か、転職先でどんな仕事をしたいか、どのように貢献できるかといったことを整理した上で、発言します。
最初は文章に書いてまとめます。
全文暗記ではなく、内容だけを覚え、それを声に出して練習します。
早口にならないよう、適度に間をあけ、抑揚をつけてゆっくり話します。
間を置いている間に次の文を考えることができます。
面接は、詰まっても、言い直しても大丈夫。
むしろ、暗記して棒読みのようになるより、自然です。
転職であっても、一般常識などの筆記試験を実施するところがあります。
大企業は8割くらいが実施、中小企業では3割くらいが実施といわれています。
転職の筆記試験の対策であれば、一般常識一問一答.comなどで解いておくとよいかと思います。
そんなに難しい問題はありません。
履歴書・職務経歴書のテンプレートは用意しておきましょう。
これらのテンプレートはネット上でダウロードできますので、適切なものを見つけ次第、ダウンロードして自分なりに作成しましょう。
現在すぐに転職や再就職をしない場合であっても、これまで自分が歩んできた道(学歴・職歴・資格など)を整理しておく備忘録としても便利です。
また、面接に適したスーツとカバンも用意しておきましょう。
その他にも面接のコツがあるのですが、それは資格と独学のブログの面接対策に載せておりますので、時間があればご覧くださいませ。
・自分の仕事に関連した資格が3~5個程度あれば、資格武装として十分。
後は面接対策や履歴書・職務経歴書などの準備に入るとよい。
・質問に対する回答を丸暗記して棒読みするのはNG。
気持ちが全く伝わりません。覚えるのは内容だけにしておきましょう。
・適度に間をとり、抑揚をつけて話すと伝わりやすい。
・詰まっても、言い直しても大丈夫!